話題のジュースクレンズですが、準備食や回復食なども含めると少しややこしいと感じる人も多いみたいです。今回はヘルスケアライターである筆者が3日間かけておこなったジュースクレンズの実体験や方法、感想などをお伝えしていきます!
ジュースクレンズとは?サクッと解説
ジュースクレンズとは、アメリカ発祥の“ファスティング(断食)”の一種。
「ジュースで身体をクレンズする=キレイにする」という意味が込められています。ただし、身体の汚れと表現される老廃物や毒素などは、床を掃除するように外部の影響でキレイにすることはできません。したがって低下してしまった免疫力や回復力を正常に戻してあげることで、体内に蓄積してしまった老廃物や毒素の排出が促されるのです。
ジュースで体内をジュースでキレイにするというよりも、消化器官などを休めて免疫力や老廃物の排出力を高め、また酵素の働きを助けるビタミンやミネラルが豊富なジュースを摂取して、身体をデトックスをすることが目的のファスティング方法のというわけです。
私自身、カリフォルニアでこのジュースクレンズの存在を知りました。というのも、カリフォルニアではスーパーの横やモールなど、いたるところにジュースクレンズ用のジュースショップがあるんです。それ以降、すっかりハマってしまい、定期的なジュースクレンズを実践しています。
そんなカリフォルニアの大学で栄養学などを学んだ筆者がメッセージをお届けしている【ピカベジ】公式LINE。よかったらぜひ登録してみてください。
また、ジュースクレンズについては以下の記事で徹底解説していますので、ぜひ併せてご参照ください。
ジュースクレンズのやり方!OK/NGな食べ物も
ジュースクレンズでは基本的に食べ物自体がNG!摂取していいのは、
- 水
- ノンカフェインのお茶
- 野菜のコールドプレスジュース
が基本です。
コールドプレスジュースというのは、低速で圧をかけながら野菜や果物を絞れる“コールドプレスジューサー”を用いて作られたジュースのこと。
なぜコールドプレスジュースがいいのかというと、大きな理由が次のふたつ。
・低速で摩擦を抑えながら絞れるため、野菜のビタミンやミネラルが破壊されにくい
・不溶性の食物繊維を取り除くことで、消化器系を休ませることができる
こうした理由から、同じ野菜や果物を使ったスムージーや一般的なジュースよりも、コールドプレスジュースの方がジュースクレンズに適していると言われているんです。
また、準備食や回復食では、
- ま:豆類
- ご:ゴマ、ナッツ類
- わ:わかめ・海藻類
- や:野菜(&果物類)
- さ:魚
- し:しいたけ(きのこ類)
- い:芋類
を意識して、消化にいい食事を意識しましょう。ただし、「さ:魚」などの動物性食品はNGです。下記の記事で詳しくまとめていますので、ぜひご参照ください。
【実践①】ジュースクレンズのやり方とコツ
それでは私が実際におこなっているジュースクレンズのやり方をご紹介します。と言っても、やり方は至ってシンプル。たったの3STEPです。
- 1日目は準備食
- 2日目はジュースクレンズ:2L ~2.5Lのコールドプレスジュースを約2時間置きに飲む
- 3日目は回復食
また、私なりに何度かジュースクレンズをしている中で、途中で挫折せずに気軽に3日間を過ごすためのコツがあると感じています。それがこちら。
①3日間(準備食・ジュースクレンズ・回復食)のために予定をあけておく。
②準備食、ジュースクレンズ、回復食で取り入れる食品やジュースをあらかじめ用意しておく。
③添加物や農薬に注意
④女性の方は生理やPMS被らないようにしたり、その前後で食欲を抑えるのが難しい期間やイライラ・不安などに敏感な時期は避ける。
⑤身体が冷えやすいので簡単な運動やストレッチと、白湯などの温かい飲み物を取り入れる。
ジュースクレンズは一日だけですが、準備食や回復食を合わせると実質3日間になりますよね。その間にお付き合いの会食や飲み会などが入ってしまわないようにスケジュールを確保しておくのが、成功への第一歩。
また、準備食や回復食で食べるおかゆや野菜だしをあらかじめ多めに作ってストックして億と、毎回自炊しなくて済むので挫折や中断を予防できます。食品やコールドプレスジュースを用意する際には、添加物や農薬に充分注意しましょう。
せっかくデトックスする目的にジュースクレンズをおこなうのに、老廃物や毒素の元となる添加物や農薬が残る食べものを食べては意味がなくってしまいます。そのため、品質には注意が必要ですね。
女性の場合はホルモンバランスの関係も自身で把握しておくと、ストレスレスにジュースクレンズを成功させることができますよ!
用意するもの
私はジュースクレンズを始める前日までに下記のものを用意して置きます。
準備食 | おかゆや味噌汁など、消化にいい食事を3食分。(必要があればコールドプレスジュースも追加) |
ジュースクレンズ | コールドプレスジュース 2~2.5L分 |
回復食 | おかゆや味噌汁など、消化にいい食事を3食分。(必要があればコールドプレスジュースも追加) |
準備食や回復食は消化にいいものを摂るため、野菜なども原則よく煮て食べます。するとどうしてもビタミンやミネラルが不足しがちに…
そんな時はジュースクレンズに取り入れるコールドプレスジュースを、準備食・回復食用にも多めにストックしておくと便利です!
下記では添加物不使用で無農薬や特別栽培にこだわった、ジュースクレンズや準備食・回復食専用のコールドプレスジュースセットをご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
【実践②】ジュースクレンズのスケジュール
それでは、私が実際に最近おこなったジュースクレンズのスケジュールを細かくご紹介していきます!
1日目 準備食 | 朝:5倍粥 野菜たっぷりの味噌汁昼:ミネストローネリゾット おやつ:コールドプレスジュース300ml夜:5倍粥½杯 野菜たっぷり味噌汁 コールドプレスジュース300ml |
2日目 ジュースクレンズ | 今回は【ピカベジ】のジュースクレンズセットを活用。1パックあたり100mlとなっています。 この他に白湯を取り入れて身体が冷えないように気を付けました。 |
3日目 回復食 | 朝:コールドプレスジュース300ml 野菜たっぷり味噌汁昼:ミネストローネリゾットおやつ:コールドプレスジュース 300ml夜:5倍粥 野菜たっぷり味噌汁 |
下記では準備食や回復食にもおすすめな万能レシピを10選ご紹介しています。ぜひ合わせてご参照ください。
ポイント!
ご覧いただくとわかる通り、私の場合、準備食と回復食を合わせて食事は3種類(おかゆ、味噌汁、ミネストローネリゾット)を用意し、その他はコールドプレスジュースで栄養補給をしていました。
こうすることで手間を最小限に、身体にやさしく効率的にジュースクレンズを行うことができます。
また、飽きがこないようにコールドプレスジュースはさまざまな種類や味が楽しめるものを選ぶのがおすすめです。
ジュースクレンズを終えて
これまで何度もジュースクレンズをおこなっている私ですが、ジュースクレンズには次のようなメリットがあると思っています。
- 2時間置きジュースが飲めるので、通常のファスティングよりも空腹感が少なく、挫折しにくい。
- 味覚が鋭くなり、野菜や果物本来のうま味をジュースで堪能することができる。
- 肌や身体の調子を調い、心身ともにリセットされる。
私の場合、特に味覚が敏感になることで、ジュースクレンズを終えたあともしばらくは薄味になったり、添加物の多い食べ物やジャンクフードを食べたいと思わなくなるのもメリットだと感じています。
ストレスが溜っていたり精神的に不安定だったり、また女性ホルモンなどの影響を受けて食欲コントロールが難しい時もありますが、ジュースクレンズをすることでその時だけではなく、そのあとも健康的なチョイスができると感じます。
そうした理由から、定期的にジュースクレンズをおこない、カラダをリセットして調えることを意識しています。
まとめ
今回は私の実体験を元に、ジュースクレンズのやり方などを詳しくご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?なんとなく身体がだるかったり、日常的になにかしらのお悩みがあるという方は、ぜひ一度ジュースクレンズで“カラダのリセット体験”してみてくださいね。