ジュースクレンズとは?やり方と注意点!

ジュースクレンズについて詳しいやり方や注意点を詳しくご紹介していきます。さまざまな効果が期待できるジュースクレンズ。日数別から準備食・回復食のことまで!ぜひご参考にしていただき、ご自身に合った方法を見つけてみてください。

目次

ジュースクレンズとは?

ジュースクレンズとはジュースファスティングと呼ばれることもあり、その名の通り、ジュースを用いて「体をクレンズする=キレイにする」「ジュースでファスティングする」ということを意味しています。

ジュースクレンズで使うジュースは野菜ジュースが基本です。

私たちは日々、食事やエネルギー発生の副産物として、体内に老廃物を生成したり溜め込んだりしています。でも、人間の体には自浄作用があり、夜寝ている間に毒素を回収して、朝起床したらそれらを排出するという仕組みがあるおかげで、体内がゴミだらけになるということを防いでいるのです。

ただ、人間の体は万能ではなく、同時に二つの機能を活性化させることはできません。特に消化は優先順位が高く、消化中には別の機能が低下しやすい傾向にあります

例えば満腹の時に眠くなるのは、体がエネルギーを消化器官に集中させるために脳のエネルギー供給を制限しているため。

それと同様に、エネルギーが消化器官に集中していると、老廃物の回収や排出は二の次になってしまいます。

実は消化にはものすごいエネルギーが必要で、3食/日を消化するためにはフルマラソンを完走できるほどのエネルギーが消費されるのです。フルマラソンをした後に大掃除をするのは難しいですよね?だからこそ「掃除する日」を作る必要があるのです。

そこで用いられるのがジュースクレンズ。一日固形の食事を摂らずにジュースからビタミンやミネラル等を摂取しつつ、消化器官を休ませることで、体が老廃物の回収&排出をサポートできるのです。

ジュースクレンズのやり方

ジュースクレンズのやり方は至ってシンプル。普段の食事を摂らずにジュースに置き換えるだけ!ただし、日数によって準備食や回復食なども変わってきますし、ジュースやその他ドリンクの種類と量なども抑えておきたいポイントです。順を追ってご説明していきますね。

ジュースクレンズの日数と準備食・回復食

ジュースクレンズ日数準備食・回復食
1日半日~1日ずつ
2日2日ずつ
3日3日ずつ
半日不要
1食/1日置き換え不要

この表からもわかる通り、1日以上のジュースクレンズをする場合には、その前後に半日以上の準備食と回復食が必要にありますまた、クレンズする日数が増えれば、準備食と回復食の日数も増えていくことがわかりますね。

準備食はジュースクレンズやファスティングをする前に消化器を休ませる準備をするための食事のこと。反対に回復食は、休憩していた回復食を徐々に戻していくために必要な食事のことです。

準備食と回復食については、以下の記事で詳しくまとめています。やり方からおすすめの万能レシピなど。ぜひ併せてご参照ください。

ジュースクレンズ中のジュースを飲む量は?

ジュースを飲む量はだいたい2~2.5L/日が目安とされています。

これを参考にすると、

  • 1食置き換え・・・約0.6~0.8L
  • 半日・・・約1~1.25L
  • 1日・・・2~2.5L
  • 2日・・・4~10L
  • 3日・・・6~7.5L

ということになりますね。

ジュースクレンズで飲んでいい・いけない飲み物

ジュースクレンズ中は基本的に野菜もしくは野菜と果物がミックスされたジュースを飲んで過ごしますが、それ以外に飲んでいいの飲み物としては以下のようなものがあります。

  • ノンカフェインのお茶

水とお茶はジュースと同等の2~2.5Lほど飲むのがいいと言われています。

また飲んではいけない飲み物は以下のとおり。

  • アルコール
  • カフェイン入り飲料
  • 果糖のドリンク
  • 添加物入りドリンク

など。基本的には野菜ジュース、水、ノンカフェインのお茶以外はNGということですね。

おすすめのやり方は1日ジュースファスティング!

カリフォルニアでファスティングを学んできた私としては、1日のジュースクレンズがおすすめです。もちろん日数を増やす方が老廃物が排出される時間は長くなるため効果的のように感じますよね。でも、いくら栄養価が高いジュースでも、何日もそれだけで過ごすのにはリスクがあると考えます。

また、忙しい現代人にとって長期間のジュースクレンズは、なかなか実行すること自体が難しい可能性も・・・。例えば3日のジュースファスティングに挑戦した場合、準備・回復食の前後3日ずつも合わせると計9日間、月の1/3程をジュースで過ごさなければいけません

女性の場合は月経周期を避ける必要もありますし、家庭や仕事の付き合いなどもあればなおさら、スケジュールを組みにくくなりますよね。

それに、一度ジュースクレンズをしたからと言って、通常の食事と生活に戻れば老廃物はどうしても蓄積してくるものです。だからこそ、一回のジュースクレンズを長くおこなうよりも、短くても定期的におこなう方が健康へのメリットが出やすいと考えられます。

ただし、半日や1食置き換えのジュースクレンズの場合には、より頻繁におこなわなければ思うように効果がでない場合も。

その点、1日のジュースクレンズなら、月に1度~が推奨されていますし、準備食と回復食を合わせても3日で完了できるため、週末にスケジュールを組みやすいですよね。こうした理由から、1日のファスティングをおすすめしてみます。

ジュースクレンズの注意点3つ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ジュースクレンズをおこなう際に知っておきたい注意点を3つご紹介します。

ジュースクレンズの注意点①過度な運動は控える

ジュースクレンズ中は食事量が減るため体が冷えやすい傾向があります。そのため、軽いウォーキングやヨガ、ストレッチなどで代謝をあげるのがベター。

ただし、ウエイトトレーニングや長距離マラソンor水泳などをおこなうには摂取カロリーや栄養が足りない可能性があります

そのため、普段からきつい運動をしている人も、ジュースクレンズ中は軽度の運動にとどめるようにしましょう。

ジュースクレンズの注意点②しっかりと睡眠をとる

上述でもお伝えした通り、体の老廃物は睡眠中にもっとも多く回収され、起床時に排出されます。つまり、ジュースクレンズでより老廃物を排出したければ質の良い睡眠が必要不可欠ということなのです。

睡眠前には神経の興奮を抑えるようにスマホなどの使用を控え、リラックスできる環境作りを心がけましょう。

ジュースクレンズの注意点③ジュースの原料や質に気を配る

いくら消化器官を休めて老廃物の排出を促そうと思っても、摂取しているジュースに添加物や農薬などの毒素が含まれていては意味がありません。

しかもジュースクレンズ中には1日2L以上のジュースを飲むことになります。そのため、より添加物や農薬には気をつけたいところです。

また、ジュースだけで栄養を摂る必要があるため、栄養が半減するような製法の製品もおすすめではありません。

無農薬・無添加、製法や原産地などが明確にわかるジュースを選ぶようにしましょう。

まとめ

今回はジュースクレンズについて、やり方や注意点などをまとめてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?自分自身にあったやり方を見つけて、ぜひ定期的に体をクレンズしてみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1988年4月28日生まれ。カリフォルニア在住。3児の母。
現在現地の大学院にて代替医療や細胞栄養学などを勉強中。健康・美容関連のライター歴は7年目となり、海外ならではの最新療法をお伝えしています。

目次